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2005年9月12日 (月)

模擬授業体験

tuketate-1

「第16回 酒井塾(酒井式描画指導法実技研修会)」が苫小牧で行われた。このところTOSSに限らずいたるところで模擬授業が花盛りである。教師の力量を高めるための試みとしては、日本独自のものではないかと思われる。(そもそも欧米には、現職教育として授業の腕をあげることをねらった授業研究はあまりないようである)
それはともかく、今回の私の授業は円山応挙の「付立」技法を、水彩画でも応用していくという提案授業であったのだが、授業の要素よりも提案性が強くなってしまって「講座だった」という評価を受けてしまった。担任をはずれて3年ともなると、さすがに授業の腕はミルミル落ちていくのが分かる。
写真は、一発一筆で「幹→大枝→中枝→小枝」と描き進めていくものである。よくよくみると分かるとおり、白を基調に少しずつ黒を混ぜて、小さく描き添えていくと奥行きも表現できる。これもまた応挙の技法である。蕪村もまたこの技法を取り入れたようだが、それほどメジャーな技法とはならなかったようである。しかし、これは明治期の近代絵画へとつながっていく端緒となった技法である。酒井式主宰の酒井臣吾氏は、「ぼくの木 わたしの木(ニューバージョン)」で一発描きを紹介しているのだが、わざわざ習字用の毛筆を使って描くように示した点が今回は新たな提案になったかと思う。とはいえ、授業の体をなしていないというところが残念であった。次回の再挑戦に向けて捲土重来を期することにしよう。

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