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2005年9月25日 (日)

「○○力」の拡大使用

 どうにもこうにもわけのわからない語用が多くて困る。
 最近では、「国語力」「英語力」はては、「人間力」というのまで出てきてしまった。
 「○○力」というのは、企画力・指導力といった動名詞にくっつけることが多い。企画する力であり、指導する力である。国語する力・英語する力・人間する力(^_^;)なんていうのは、噴飯ものである。それをまじめに使おうとしているところに眉唾な感じがするのだ。
 国語力については、尊敬する野口芳宏先生が、「これまで通り、国語学力というべきである。」と力強くおっしゃっているが、大賛成である。あれこれと混沌としている第三の波への過渡期の昨今、いろいろな行政分野も分かったようなまやかしの造語で大衆を欺こうとする動きが感じられ、不愉快な時代だなと感じている。
 自分の生き方さえようわからん連中には、こんなあやふやな言葉でもなにか光明を見いだすことがあるのかもしれないが、肝の据わっていて自分の判断基準をしっかり持っている人には、曖昧な言葉でフラフラすることはないだろう。混沌の時代だからこそ、そういう一本気で筋の通った人にこそ、あらゆるところで指導力を発揮していってもらいたいと思う。

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