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2005年11月20日 (日)

学級PTA苦労話ABC

※これは以前、雑誌に投稿したものである。

 今だから書ける「学級PTA
           苦労話ABC」

                      懇談の下拵え、おまけそして苦労話 

    

                                                                      大谷 和明
1 「懇談のきっかけ」を仕掛ける

 学級PTA懇談会がある場合、私は心掛けていることがある。それは、
┌───────────────────┐
│ 話しあいのためのきっかけを準備する   │
└───────────────────┘
ことである。
 親たるもの子育てについて、日々不安や悩みを抱いているものである。
 一人一人のニーズにきっちりと応えていくことは無理であるが、子ども達の成長発達過程で想定されることに関して、事前にプリントを準備しておくのである。
 それぞれに抱えている問題を自ら切り出して話すとなるとなかなか勇気のいることである。
 一般的事項をきっかけに話し合いをしていくと、意外と自分の子どもの症例について具体的に話してくださるものである。
 具体的な話しに及ぶと先輩保護者それぞれの経験談が加味されてきて、対症方法が発表され、私はもちろん悩みを話してくださった方にも大変参考になった。
 
2  おまけの用意

 懇談の中で私はミニレクチャーを持つことがある。
 例えば、中学校三年の受験期到来の頃に身近の栄養学について話したことがある。 高校受験の直前で子ども本人も保護者とも最も留意していることは『健康維持』である。
 食事を通して健康管理に気遣うというところが受けたのかと思う。
 丸元親子による一連の栄養学文庫は格好の素材提供となった。
┌───────────────────┐
│ 出席して得をした                    │
└───────────────────┘
という気持ちをもってもらえることを願って『おまけ』を用意するのである。

3 困った相談事項

 保護者との信頼関係が高まってくると、いろいろとざっくばらんに話してもらえるようになるが、時には困った相談ということも持ち上がることがある。
 私が最も困った相談内容は、
┌───────────────────┐
│ 同僚教師に対する不信感               │
└───────────────────┘
についてであった。
 「他学年の兄弟姉妹が、不当な扱いを受けているがどういうことか?」「○○先生の学級は、子どもが勉強するような雰囲気ではない!」などのような話である。
 これらの話は決まって、学級懇談が終ってから個別にされるものである。
 もちろん話を聞かせてもらうが、その際の最も大切な観点は何かというと、
┌───────────────────┐
│ 子ども当人がどのように言っているのか?│
│どう思っているのか?                  │
└───────────────────┘
ということである。
 えてして誤解によることが多いものだがとにかく親身に相談に応じることである。 同僚教師に十分に話すことで、一応気持ちは落ち着いてくるようである。落ち着けば、これからの対応についても冷静に考えることができるようになる。
 子ども達を預かる者として、連帯責任の意識を持つこと、これが私の教訓である。

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