« 反復練習の意味 | トップページ | 飛躍を生む指導~その2 »

2005年11月12日 (土)

飛躍を生む指導

私の読書雑記の続き・・・
====================================

【飛躍を生む指導】P.34
 教材の与え方とその指導方法について鈴木先生は次のように言われる。
「・・初歩は初歩なりにできればよいなどと考えることがすでに最初の失敗である。子供たちが簡単に真似ができる最初の一歩から力の育成を目指して、真似だけで終わらせず、反復練習とその矯正を行い、その中から力をつくりださなければならない。
 箇条書きにすると次のようになる。

① 極めて少量のことから始める。
② それを自由自在になるまで訓練する。
③ 自由になったものを立派に矯正する。
④ 力が育ってくるのを注意する。
⑤ 少量新しく加える。(ただし同じ程度のもの)
⑥ でき上がる速度が違ってくる(才能が始まる)
⑦ 前のものと新しいものと二つを訓練する。
⑧ 前のものをますますよくする。新しいものを立派に矯正する。訓練をやめない⑨ 前のものがますます立派になる。(才能が育つ)新しいものが立派に自由になる。⑩ 第三のものを与える。(程度は同じ)
⑪ 能力が増しているからできあがる速度が一層短縮される。(短縮がなければ力は増していない、訓練不足の証拠)
⑫ 第一、第二、第三を訓練する。
⑬ 第二のものが第一と同じくらい立派になる。
⑭ 第三をよく矯正する。
⑮ 第一、第二がますます立派になる。(才能が育つ)
⑯ 第四を与える。(ここで少し程度をあげる) 能力を育てる訓練のあるところには必ず能力の飛躍が始まる。飛躍の始まらない教育は失敗である。この能力の飛躍を認識して、これに適した教材の飛躍を行う。 これを知らない指導者は伸びる力を伸ばすことができない。子供の能力の伸び方は、指導者の能力の高さに比例する。」

 以上が鈴木鎮一の落後者をつくらない指導理念の要点である。

|

« 反復練習の意味 | トップページ | 飛躍を生む指導~その2 »

教育」カテゴリの記事