« 鍛国研空知ゼミ例会報告 | トップページ | 下の句カルタ 速習法(2) »

2005年12月 7日 (水)

下の句カルタ 速習法(1)

これは、法則化合宿提出用に作成した論文であるが、審査は受けていない。

 小 特活                       
   北海道版 下の句カルタ 速習法(1)
              取り札の裏に読みをつける。
札幌市立ひばりが丘小学校  大谷 和明

0 下の句かるたの難点

 北海道版百人一首(下の句読み・下の句取り)を習得させるには、崩し字と旧かなづかいに対して(ここに札を掲載する)いかに抵抗感を速く取り除くかにポイントがある。
 以下、習得の道を細分化して説明する。

      「ゆくえも知らぬ恋の道かな・・」

1 取り札の裏に「読みカード」を貼りつけるが適当だろう。
┌────────────────────┐                                  
│ 取り札の裏に、その札の読みを書いたカード│                                 
│ を貼りつけておく。                     │                                 
└────────────────────┘                                  
 単純なことである。 カードには、上の句と下の句の両方を記入しておく。ただし、下の句は枠囲みをする。 

 ここに札裏を掲載する(あるいは、字のポイントを大きくして上の句のとの違いを際立たせておく。)

 最初は、裏の方を見て取ることにする。

2 裏表の混在でゲームをする

 下の句かるたの中には、だれもが読める字で始まるものが何枚かある。
 漢字の一番人気は『乙女の姿』である。
 『衣かたしき・衣ほすてふ』『雲井にまがふ・雲がくれにし・雲のいづこに』『我身よにふる・我身一つの・我立そまに』『末の松山』『三笠の山』『松もむかしの』『山の奥にも』『花より・花ぞ』などがある。
 ひらがななら『うしと』『おきまどはせる』『あしのまろやに』『むべ山風』『あまりて・あまの』『いでそよ』『みそぎぞ』『もれいずる月』『いくよ』『ぬれ』『よしの』などである。
 これらは表面を出し、崩し字で読めない札を裏面の読みカードを出して、源平戦で一人5枚~10枚と程度で試合する。
 五色百人一首(東京教育技術研究所発売)でも一人10枚で1対1で対戦するが、この効果は、
┌──────────────────────────┐                      
│いきなり山場から試合が始まるので、最初から盛り上がる│                      
└──────────────────────────┘                      
ところにある。
 3人1組で対戦する百丁勝負での終盤が、いきなりゲームの最初にくるから盛り上がらざるを得ない状況設定となっている。
┌──────────────────────────┐                      
│ 速習の原則1                                      │                      
│   取れる札で少ない持ち札から試合を始める          │                      
└──────────────────────────┘                      

 3 備考

 源平戦は、相手札をとったら自分の持ち札を相手に送り、早く持ち札がなくなった方が勝ちという方式である。
 試合を通して、お手つきや同着(流し札;その札を残しておき、後で再度読み上げて取るということ)のルールを教えていくようにする。

|

« 鍛国研空知ゼミ例会報告 | トップページ | 下の句カルタ 速習法(2) »

教育」カテゴリの記事