« 酒井塾(懇親会) | トップページ | 私の本棚060916 »

2006年9月15日 (金)

私の本棚060915

ライブドア・ショック以来、虚業と実業とか「会社は誰のもの?」論議など華やかになっているが、この本は明快にその命題に応えている。

『企業の作法』(立石信雄;実業之日本社 1,600円+税)オムロンの二代目社長である。

企業は公器である。すなわち企業は私物ではなく、社会に奉仕する存在である。」

初代社長 立石一真の経営訓がそのまま社是となっているわけだ。私物化した企業の株に群がるディトレーダーたちも大したヒトたちとはいえないと思うのだが、そういうヒトに限って損失にウルサイのである。

そもそも株は投資なのだから、株を買うこと自体が社会参画だと思わないとならない。だから、しっかりした投資家は長期展望をもって株購入をするわけだ。決して目先だけの利益を追求しているわけではない。したがって、損失したとしても自己責任と自覚して対応できるわけだ。そういう芯のしっかりした投資家はまた、一点張りの投資をすることはなく、分散投資をしているから一遍に丸裸にもならない。そういうあたりのことをにわか投資家は学ぶべきであろう。(横道にそれた・・(^_^;)

本書の企業の社会的責任(CSR)について述べたもので、企業サラリーマンでなくとも勉強になることが書かれてある。私のようなサークル代表でも役立つことが書かれてある。とりわけ、第3章 人材をどう育て、いかに活かすか~は、人脈が財産となるわが教師の世界では、大事なことを説いてくれている。お仕着せの初任者研修制度や十年経験者研修のような資質向上に一向に寄与しないことはやめて、現場でしっかり育てる研修システムをこそ考えていくべきである。それが人を大事にする「人材開発」というものである。この教師使い捨ての時代だからこそ、効果的な研修制度を施策してほしいものだ。

|

« 酒井塾(懇親会) | トップページ | 私の本棚060916 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事