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2006年9月24日 (日)

根本先生講座Ⅱ(その1)

これは16年前に根本正雄氏(当時、法則化体育研究会代表)をお招き
して開催したイベントの講座です。
根本氏のご了承により掲載したものです。
当時、写真とイラストを合わせて収録した冊子を作ったのですが、長年
の間に紛失してしまいました。
ここに掲載しているイラストは、別な講座集録で使用したものを転用し
たものです。あらかじめ、ご了承ください。
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法則化体育上達講座根本先生講座Ⅱ(側方倒立回転)        
                                         '90.9.9

  今日の授業をごらんいただきまして、私がやろうと考えておりますの
は、「授業の法則化」ということであります。                     
  今までやってきたのは、個々の教材に則した法則化、例えば逆上りが
できないときはどうしたらいいか、閉脚とびができない時どうしたらい
いか。  私がこれからやりたいのは、同じ授業が場所を変えても同じよ
うな授業が出来ないだろうか、という仮説を立てて、やっています。 
  今日やった閉脚とびの授業も昨年度兵庫でやりました。その様子をま
とめたものがこの『立ち会い授業で腕を上げる』です。             
  この時も今日と同じように閉脚跳び越しをやりました。流れについて
は今日やったのと全く同じです。5年生でしたので43名中42名が出
来るようになりました。                                          
  飛び入りの授業が、成立するための条件は、何か条件が必要なようで
す。どういう条件があれば普段の飛び入りが成立するのか。それを今、
明らかにしようとしています。(板書)   
                        
┌──────────────────────────────┐
│一つは、基礎技能。それから、基礎体力。それから、基礎感覚。      │
└──────────────────────────────┘

  こういうものが育っていれば出来るだろう。こういう仮説を持ってい
るわけです。今日の場合ですと、閉脚とびの基礎技能は「うさぎ跳び」
としました。担任の白幡先生にお願いして、うさぎ跳びを練習しておい
て下さいとお願いしておきました。しかも、10メートルですね、マッ
ト10メートル並べまして、この10メートルを6,7回うさぎ跳びで
できると、閉脚とびが出来るというデータを集めています。         
  閉脚とびができるためには、うさぎ跳びが6,7回出来れば飛び入り
の授業でもできるだろう、ということです。                        
  それから、もう一つ基礎体力なんですね。基礎体力がないと出来ませ
ん。どういう体力が必要かといいますと、体力と感覚は似ているんです
が、感覚のほうからお話すると、先ほど大石先生もお話ししていました
が、『逆さ感覚』。逆さ感覚というのは、定義は、腰よりも低いところ
で頭がきて運動する時の間隔ですね。頭持ち感覚といいます。腰よりも
下に頭がきた時に動ける感覚。これは私たちの生活にはありませんから
難しいです。逆立ちになっても自由に動ける、運動できる感覚、これ 
をしておかないといけません。                                    
  それから、もう一つはですね「腕支持感覚」。両手で体を支える、こ
れができないと出来ません。側転の場合は、この二つの感覚ですね。 
  逆さ感覚と腕支持感覚。これが体力として付いていなければいけませ
ん。どのくらいついていなければいけないかというと、例えば、かえる
倒立やりましたけれども、これで逆さと腕支持両方できるんですね。こ
れは、10秒できる。それから、足打ちとび。足打ちとびは3回以上で
きる。手押し車で10歩動くことができる。それから、今日やりません
でしたけれども、壁逆立ち。(演技・松本先生。)                  

片足振り上げ、片足振り降り。                                 
                                                               
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