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2006年9月24日 (日)

指導力不足教員の増加

指導力不足教員 2005年度 506名「40歳以上」8割 '06.9/23 読売新聞

前年度に引き続き500名を突破したとある。昨年度から若干数が減ったとはいえ、依願退職者は103名と微増である。おそらくこの先もこの傾向が続くのだろう。明るさの兆しを感じられないからである。

全体的な風潮がこのようになってくると、教師志望者が減ってきて、ひいては人材不足がもたらされ、その延長上に教育の質の低下が訪れることを懸念している。そして、国力の低下へとつながっていく。
これまで築き上げてきた財力(=国力)をドンドン食い潰していく期間が、早晩訪れることだろう。

さて、記事には次のように書いてある。
《引用始め》20年以上のキャリアを持つ教員が6割を占めており、ベテランの指導力不足が目立つ。《引用終了》
これは暗に、キャリアがあればそれに応じて指導力が高まってくるという想定があるから書かれているのである。ところが、ベテラン=指導力がついている・・とは言いかねるところが現状見られる。むしろ、20年勤めてあげていながら、しかるべきスキルアップを図って来なかった結果が、現状に対応しきれていないと見るのが、妥当ではないかと私は考えている。
子供の成長に期待するのと同様に、教師の成長も期待したいという思惑が、免許更新制につながっているのだろうと思う。
(免許を)取ってしまえばこっちのもの・・という考えてでいると、進歩・成長がとどまってしまい、変化している情勢に対応するだけの力量形成が図られない。その結果として、指導力不足教員が増えているのだと見ることができる。

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