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2006年11月 7日 (火)

私の本棚061107

『使える読書』(齋藤 孝;朝日新書 720円+税)

脂がのっているというか、今が旬というか何を書いてもヒットしているのが今の齋藤だろう。

自身がインスパイアされた書物からキーワードを当てはめて随想し、お得意の「声に出して読みたい」一文を紹介している興味ある一冊だ。

私が一番、「オッ!」と思ったのは二色刷構成となっているところだ。黒にスカイブルーの印刷が施されてある。

なかでも「序論 取扱説明書」となっている緒言部分だ。スカイブルーの文だけを拾って読んでしまうことができるというものだ。いわば、三色ボールペンがそのまま応用されてしまっているわけだ。例えば・・・

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ブログの巧拙の鍵はやはりスタイルにあり

「面白かった、つまらなかっただけの感想を書く」という段階はいつか壁にぶつかる

こき下ろそうと思って言っているコメントは間違うことが多い

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etc.(^_^;) 私のことを言っているんですかね。(^_^;)という具合である。

続く本編では、各項タイトル下に一言コメントをスカイブルーで記し、声に出して読みたい一文の枠をスカイブルーで眼を引くように作ってある。隙間時間の拾い読みで十分なのだが、結局一気読みさせられてしまった。

目の前で本人がアナウンスしているような軽妙な文体もまた疲れたときの抵抗感を取り除く効果があり、読みやすい一冊である。

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