« 私の本棚061118 | トップページ | 私の本棚061120 »

2006年11月19日 (日)

私の本棚061119

『世界一の職人が教える 仕事がおもしろくなる発想法~結果が出ない人はいない』

(岡野 雅行著;青春出版 1,400円+税)

痛くない注射針や携帯には欠かせないリチウムイオン電池ケースなどを開発した岡野工業の社長からの聞き書き本のようなものだ。肩書きが面白い「代表社員」。社長でござい!とふんぞり返っていないところの気っ風がいい。中味も若い頃の夜遊びのことや人付き合いのことなど、思いのままに語り尽くす感じがして、好感がもてる。

----------------------------- 「たった六人で、よくそんなにいろんな世界一を生み出せますね」と言われることがある。でも、本当は逆で、たった六人だからこそ潰されずにガンガンものが言えるんだ。ふつうのサラリーマンの人は、「大会社にいるから強いことが言える。中小企業の人間はよそにペコペコ頭下げて仕事もらうしかないんだ」と思っているだろう。冗談じゃない。大会社っていうのは排気量のどでかいクルマみたいなもんだ。いやそんなもんじゃなくて、戦艦大和みたいなもんだ。存在するだけでとてつもない重油が必要なんだ。つまり、いつも巨額の回転資金がなくちゃ、たちまち死んでしまう。倒産だ。うちはたった六人。重油のことなんか気にせずに、大企業相手だって臆することなくものが言える。言うべきことを言えないようじゃ腹が膨れるだけだもんな。それに小さい会社だからこそ、無駄なことにお金をかけないから、完璧な仕事ができる。---------------

ううむ。うちのサークルもこれにあやかりたいもんだなあ。そのためにも、「裸の王様」にならないようにしなきゃだめだなと自戒しつつ読んだ一冊である。

|

« 私の本棚061118 | トップページ | 私の本棚061120 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事