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2006年11月23日 (木)

私の本棚061123

『アップル・コンフィデンシャル2.5J(上・下)』アスペクト 2,000円+税(両方とも)
(オーウェン・W・リンツメイヤー+林 信行 (著), 武舎 広幸・武舎 るみ (翻訳) )

アップルコンピュータの歴史を綴ったものとしては、かなり重厚な出来映えで、上下巻2冊の分量というのもかなりくたびれた。それでも期待に違わず、刻み続けてきた歴史の舞台裏を克明に綴ってあって、読み応え十分であった。

アップルの製品発表やOS発表といったメインとなる出来事とそれにまつわる舞台裏のこととなると「ヘエ~そうだったのかあ・・」ということを眼にすることができて、なかなかの収穫だった。例えば、・・

昨年、CPUをPowerPCからintelに乗り換えることで持ちきりとなり、今年になって、それがcoreDuo搭載Macとして話題沸騰となっているが、実は、intelを載せる話は1985年からあって、四半世紀も経ってから実現したことが挙げられる。1985年といえば、B・G A・G 0年ということになる。(windows1.0がリリースされた年ということね)後に、OS問題ではマイクロソフトと係争することになったり、資本提携することになったりとなにかと問題事が多かった両社の関係への見方も変わってしまった。(^_^;)とか・・

今年になって、大問題となったソニー製のリチウム・イオンバッテリー発火事故問題が、1995年のパワーブック5300試作機ですでに起きていたとか。内容は、リチウムイオン電池から交流電源に電流が流れた際、過熱し、電池の内圧が上がって破裂したのが原因とある。この年、世の中はwindows95発売で本格的にインターネット時代に突入をした年でもある。アップルは即座にリチウムイオン電池からニッケル水素電池に乗り換えている。まだまだ技術的な問題があったのだろう。それにしても、11年も経てからふたたびソニーの電池発火問題が起きるとは、ソニーはこの間、なにをしていたのだろうか?余談だけど、PS3では大赤字覚悟で販売戦略を進めている。It's the SONYの後ろに、It's bad!とつけられそうである。

そして、ここ数年来のiPod+iTunes戦略の大ヒットへと続いていくわけだ。今や、アップルは業態が完全に二分してしまっていて、そのどちらも成功を収めている。ジョブズよ、あなたはエライ!(私は単なる信奉者なんだけどね)(^_^;)

一度、アップルを追い出されてしまってからのジョブズやNext・ピクサーの動きなんかが全体に彩りを添えていて、読み応え満点の本であった。(ああ、疲れたね(^_^;)

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