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2006年11月24日 (金)

私の本棚061124

『「超」手帳法』(野口悠紀雄 著;講談社 1,300円+税)

野口氏の「超」整理手帳を使うようになって何年になろうか。片っ端から野口氏の著作を読んできたので、今回のものには、「オオ!」とうならせるようなことがあまりなかった。超整理手帳とのセットで購入した人には、とてもよい手引き書となるだろう。とはいえ、眼を引いたところはやはりある。以下のところだ。
---------------------------(引用開始)
人間の能力はそれほど高くないので、複数の仕事を同時並行的に進めるのは難しい。人間のワーキング・メモリー(短期記憶を格納する場所)は驚くほど容量が少ないので、それを当面の仕事に集中させなければ、能率が上がらないのである。つぎからつぎへと会議をハシゴするような生活に明け暮れては、創造的な仕事はとてもできない。・・・メモが必要なのは、人間の短期記憶能力が弱いからだ。〈「1分前の考えを思い出せないが、30年前のことはよく覚えている」というのが、人間の不思議な特性である。〉

新聞や雑誌の切り抜きで実際に使うものは、私の経験では1割にも満たない。これに対して、メモしたことを利用する割合は、私の場合では、9割を超える。つまり、メモは、切り抜きに比べて費用効率比がはるかに高いのだ。新聞や雑誌にあるのは万人向けの情報であるのに対して、メモは自分だけのための貴重な情報だからだ。それにもかかわらず、「切り抜き魔」に比べると、「メモ魔」の数はずっと少ない。これは奇妙なことだ。
コピーした資料は、余計な情報も含んでいる。つまり雑音がある。雑音は、あとで利用するときに邪魔になる。これに対してメモは自分に必要な情報だけなので、効率的なのだ。・・・インターネット時代に必要とされるのは、「情報を集めること」ではなく、「自分に必要な情報を選別すること」なのである。こうした環境の中で、「自分で書いたメモ」の重要性は高まっている。(引用終了)----------------

なるほど、だ。忘れっぽいのが人間の特性というべきものだからこそ、メモをするべしというわけだ。なるべく、超整理手帳とセットのidea memoも携帯することとしよう。(ちなみ、私の必携ボールペンはPentelのe-ball0.7細である。これとコンビで持ち歩くことを心がけるとしよう・・・)

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