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2007年1月10日 (水)

私の本棚07010「よき敗者」のみが、次につなげられる

『無為の力』(河合隼雄 谷川浩司;PHP 1,300円+税)
最近、次のような文章がとにかく目を引くようになっている。
我が身に置き換えて、よく理解できるからなのだろう。

--------(引用開始)勝負事というのは、どんなに努力を
しても負ける時は負けるんですね。さっきの「他力」という
話で言えば、どこまでも人間は自力でやろうとするわけです
し、頑張れば必ず勝てるはずだと思い込みたいわけですが、
必ずしもそうはいかないわけです。
これは勝負事の世界だけではなくて、人生の中でも常にある
ことです。どんなに仕事を一生懸命していても会社のでリス
トラに遭うこともありますし、どんなに健康に気をつけてい
ても病気になることはあるわけですね。
しかし、そんなことは頭ではよく分かっていても、実際にそ
ういう状況に身をおいてみると、不条理だという思いに耐え
られないものがやはりあります。まして、人生は将棋のよう
にはっきり勝ち負けがつくわけではありませんから、かえって
そこで投げ込まれる葛藤というのは大変な苦しみを伴うもの
だと思いますね。(谷川浩司氏の言葉) (引用終了)-----

世の中、不条理なことは確かに多いとは思うが、それに不満
を抱いていたり、責任転嫁を図って合理化しようとしたり
しても所詮根本的な解決にはならないことが多い。
問題事項からの回避を図るよりは、直接切り込んで解決を図る
といったリアクションを執ることの方が成長を伴うのではない
かと思う。何事も前向きでいる姿勢は大切だろう。

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