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2007年1月14日 (日)

私の本棚070114お笑いでも読める藤原正彦

『藤原正彦の人生案内』(藤原正彦著;中央公論新社 1,200円+税)

正に旬の人。昨年、大ヒット『国家の品格』から流行語大賞”品格”まで受賞してしまった。
本書は、読売新聞連載の人生相談をまとめたものなのだが、歯に衣着せぬ物言い(物書き)の藤原さんらしく、そえが返っておかしくもある。いくつか紹介すると・・・

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(相談)姉妹ケンカで仲直りしたいが・・
(藤原)時が必ず良い方向に解決してくれますから、それまでは償いとして苦しんでください。

(相談)24歳大学院生。周りの会話はどうでもよいことばかりが話題になります。
(藤原)早めに見切りを付け、もう少しましな大学院に移るか、就職してしまう方がよいでしょう。

(相談)毎月、母親が孫の顔を見に来る。夫が嫌がり、なかなか実家帰省もさせてくれない。
(藤原)赤ん坊はじきに生意気になりますから、しげしげと通うのもほんの数年のことです。彼(夫)にとっては、あなたの関心事の大半が赤ちゃんに移っただけでもショックなのです。実母の帰った日の夕食には、ご主人の好物をたっぷり料理してやり、その後は赤ちゃんをうっちゃって甘えることです。男は傷つきやすいくせに単純です。「一週間に十日来い」となるでしょう。

(相談)還暦過ぎても意地悪と他人に厳しい
(藤原)あなたは善人です。どうしたらそのように素直で謙虚な人柄になれるのか、私の方からあなたに相談したいくらいです。

(相談)部屋埋める四千冊に腹立てる七十代主婦
(藤原)どうせ読まないのですから、買ってきた本を床に敷き詰めご主人はその上にふとんを広げ眠るのです。計算すると、六畳間なら四十センチの高さで約一万冊ですからまだまだ余裕があります。
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こんな調子だ。(^_^;)まことに愉快。

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