« 私の本棚070118やはり英語学習は必要ない?! | トップページ | 私の本棚070120法に道徳を持ち込むべきではない »

2007年1月19日 (金)

私の本棚070119脳みその占有時間を確保する


『考える力』(齋藤 孝著;大和書房 1,200円+税)

『書く力』『話す力』(いずれも大和書房)との三部作のひとつ。
技や力に関する考えに独特なものがあるのが、齋藤氏の著作の
特徴の一つであろう。
今回、特に共感できたところは、「先達は一人ではなく、三人
持つといい」というところだ。

(引用開始)----------一人に絞ってしまうと、その人物しか
目に入らなくなってしまう恐れがある。どんなに素晴らしい人物
でも、それなりに偏りがある。先達を一本化すると、その先達を
神格化しがちで、どうしても視野が狭くなる。神格化しないため
にも、三人いるとバランスがいい。三人であれば、それぞれ生き
方や考え方がまったく違う。
さらにいえば、三人の先達を固定しない方が、視野は広くなる。
私の場合は、三年ごとぐらいで入れ替えている。三人すべてを
一度に入れ替えるのではなく、ある一人の人物を別の人物にとい
う具合である。
いちばん熱い時期は過ぎたとしても、一度先達とした人は、ある
時期徹底的に読み込み、研究しているので、すでに自分の中に
しっかりとその考えなどがしみ込んでいる。だから、少しずつ
入れ替えることで、自分を広げることができるのだ。(引用終了)

一人の神格化や絶対視かは、自分の客観性にゆらぎを生じてしま
う恐れがある。
唯一絶対よりは、多様性で幅広い方が柔軟性があり、応用力も
生まれてくるということだ。
これは自然界も含めて、極めて重要な原理である。

|

« 私の本棚070118やはり英語学習は必要ない?! | トップページ | 私の本棚070120法に道徳を持ち込むべきではない »

書籍・雑誌」カテゴリの記事