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2007年1月27日 (土)

私の本棚070127脳波分析の面白さ

『天才たちのDNA~鈴木光司対談集』(鈴木光司著;マガジンハウス 1,800円+税)

26人もの天才たちとの対談集である。天才とはいっても、あくまでも
鈴木氏がチョイスした方々ということである。鈴木光司といえば、リングや
らせんを思い出す人が多いと思う。
対談そのものも面白いのだが、コラム的に掲載されている「脳波分析」という
のが興味をそそられた。
なかにAV男優 加藤鷹(たか)さんのものには、こう記されてある。

(引用開始)-------これらの結果から、加藤さんの会談中におけるβ波の
割合と、相対的集中度が群を抜いて高いことには驚かされる。対談にも
あるように、加藤さんは女性と話す時、脳の中に蓄えられた、さまざまな
タイプの女性のデータと照合しながら、同時に目の前の女性を深く詳細に
洞察。その女性にヒットする言葉や間を選び会話する。そういう脳にとって
高いレベルの集中度を要求される作業を、自然に行っているのだ。
 また加藤さんと話している女性被験者は、興奮しながらもリラックスし
ている。これは、相手にドキドキしながらも、自然体で相手に身を任せて
いるという、口説かれやすい脳の状態になっているということだ。(
引用終了)

ううむ、プロだなと思う。(^_^;)
計算された会話を自然に構成できる能力というのは、常人ができるものでは
ない。幾多の共演者をその気にさせる現場魂が培ってきた特殊能力でも
あるのだろう。こんな人がゾロゾロいたら大変なことだ。(^_^;)
現場が人を創る格好の一例でもある。
いかにも鈴木光司らしい作りとなっている一冊である。

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