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2007年2月 5日 (月)

私の本棚070205消費者優位の世の中を創りたい

『事例で見る江戸時代』(落合功著;すいれん舎 2,000円+税)

本書は、広島修道大学のテキストシリーズの一冊である。
しばしば大学のテキストものはいいものがあるし、アカデミックが
当然の大学の価値としては、外れがないのが当たり前となってしかる
べきである。(回りくどい言い方だなあ・・(^_^;)
放送大学のテキストブックは、装幀が簡素だが中味は網羅的で
博識を得るにはもってこいのものである。我が女房は、看護師を
しながらきっちり4年で修了卒業できたのだが、このテキストによる
ところが大きかったと思う。

日本は物価が高いというのは、世界中に知られているところであるが
不思議なことに、日本人自身がそれを知り、かつ文句を言わない人が
多い。流通のシステムからして、昔からのものだからしかたないと
諦めているからなのかもしれないが、それにしても、デフレで値段が
下がってきた現状をみれば、まだまだふんだくりが多かったのだと
いい加減目を覚ますべきと考える。

(引用開始)-------「江戸時代には、各人で物の値段を決めていた」
こう指摘しても、今の私たちにとってはわかりづらいだろう。われわれ
にとって、値段は定価として、すでに決まっているものであり、それは
妥当な価格なのだと思うだろう。(中略)現在の日本でも相対売買(売
り手と買い手が相談して価格を決める方法)の行われる場所は少なからず
ある。実のところ、過去はそちらの方が主流だったのである。(中略)
「ぼったくられた」という話をしばしば耳にするが、少なくとも、自身が
その値段に納得して購入したのである以上、それが他の人と比べて高くて
もあきらめなければならないのである。-------(
引用終了)

ブランド品は、どれもこれも目の玉が飛び出すほどの価格がついている
ものだが、それでも購入する人が大勢いる。品物のつくりよりも、ブランド
による優越感を買っているような人がいるものだ。
無印良品人間としてひがむわけではないが、金の使い方は生き方を象徴する
一つであると考えているので、見せびらかし人間がニセモノをつかまされて
悔しい様子でいるのを見るにつけ、「ザマミロ」と思ってしまう。
で、結局、ブランド品に回る分は図書費に費やされているというわけだ。(^_^;)

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