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2007年5月13日 (日)

【私の本棚070513】海藻食って元気でいよう

9784425883219
『海藻の栄養学』(大房剛著;生山堂書店 1,600円+税)
私の大学での専攻は海藻である。(^_^;)植物学や理学部の中でも
超のつくマイナーな研究ジャンルである。しかも、教育系大学にあって
理科の海藻研究ということだから、最初にその話を聞いた人は必ず???が
たくさんつく印象をいだくようだ。(^_^;)
それはともかくとして、大学時代の指導教官がしきりに言っていたのは、
日本は四方を海に囲まれているのだから、”海”を教材にしないのは
おかしい。是非、挑戦してみてほしい
ということだった。もっともなことである。そんなこともあり(ないか(^_^;)
新卒以来10年間は浜辺の学校に勤務していた。最初の学校では、海水槽を
作って間近に海の生き物を観察できるようにした経験がある。
海水槽の難しさは温度管理である。還流系の水槽の場合、15℃よりも温度を
上げてはいけない。海水に含まれるタンパク質物質の腐敗が進んでしまい、
水が汚れて、結局は飼育物が全滅してしまうのだ。結局、温度を下げるために
クーラーを設置することになるが、これが結構高い。温度を上げるヒーターは
大したことがないが、クーラーは高いのである。私の在職中は、夏期間を避けて
設置していたのだが、退任後は、PTAからの寄贈でクーラーを導入したようである。
(というのも、初任校の新築祝いに行ったら、そういう状態になっていた)
閑話休題。
本書は主立った海藻として、海苔(いわゆる岩のり系列。スサビノリ・ヒトエグサ
アサクサノリなどの紅藻類)・ワカメ・昆布・ひじき・もずく・寒天(これは
テングサなどの海藻からの煮出し汁から作るのである)の栄養成分と効用に
ついて科学的な分析データを元に書き上げらたものである。
食材としての海藻類の地位をもう一度復権させるためにも、読んでみてほしい
一冊である。折しも、「食育」が盛んになってきている。是非。

今日は引用紹介部分はなし。

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