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2007年5月20日 (日)

【私の本棚070520闘え!純米酒!!】

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『闘う純米酒 神亀ひこ孫物語』(上野敏彦;平凡社 1,500円+税)

神亀酒造7代目蔵元 小川原良征が純米酒づくりに賭けた半生記という感じの力作である。酒好きなだけの理由で読んでみたのだが、感動した。とりわけ税務署の対応がなんとも徴税のためだけにあくせくする悪代官のような印象を受けた。(そんな税務官ばかりじゃないんだろうけどね)
今やどこの酒店や量販店にも純米酒は当たり前の顔をして並べられているが、これは昔には当然だったことが、時代背景や消費者の嗜好や所得問題との兼ね合いから、しばらく姿を現すことができないでいたということが分かった。知らないことはホントに多い。
この蔵元、埼玉県蓮田というから、理科で有名な小森栄治さんの学校のあるところだ。
米や水に恵まれた土地柄というわけでもなく、要するに「酒は何よりも人が造るものなのだ」という真理に帰結する感動の書だ。(酒は作るじゃなく、「造る」という壮大な語用にも改めて感動するなあ(^_^;)

「日本酒は稲作文化の生んだ偉大な華」

ううむ、秀逸の一言だ。

芝浦工大教授 古川修氏の本。
『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲(や)る本物の酒』(光文社新書)
神亀の「海」「空」を呑んだときの感動を書いたものだという。

嗚呼・・・呑みてえなあ・・・(^_^;) 

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