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2007年5月21日 (月)

【私の本棚070521鍛国研メンバー必携書】

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『「国語」の近代史 帝国日本と国語学者たち』
(安田敏朗著;中公新書 880円+税)

長らく「鍛える国語教室研究会」という国語授業に関する研究会に参加してきている。
主宰は野口芳宏氏である。言語技術に焦点を当てて授業づくり(教材研究+授業をまとめて”授業づくり”ということにしている)を研究している。
勢い、教科書と辞書や関連書物の3点セットとあとは授業者の熱意があれば事足りるような印象があるが、ここで紹介した本も基底知識として持ち得ているかどうかということで、研究の深みが全然違ってくることだろう。
いやはや全く、世の中知らないことばかりである。知っていることをしゃべっていても、更に更に深いことで知らないことがいくらでもあるものだから、いつも謙虚であるべき必要があるということだ。

はじめに
「国語」とは何だろうか。この単純な問いから本書を始める。

ガ~ンと来たね。国語(科)とは正しい日本語を教える教科だと疑いもなく、半ば信念でもっていたことだが、改まって問われるとタジタジとしてしまう。48年も日本人やっていて、ちっともなっていない己のアホさかげんが暴露されるというものだ。これで教師やっているんだから、恐ろしい(^_^;)。
鍛国研メンバーは近代「国語」事典として必携の一冊だろう。

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