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2007年5月22日 (火)

【私の本棚070522言語としての手話を考察する】

9784121018878
『遺伝子・脳・言語』(堀田凱樹・酒井邦喜著;中公新書 780円+税)

科学者と一般人が特定の科学問題について議論を交わす「サイエンス・カフェ」というイベントがある。筆者二人と参加者とで織りなす話題のあれこれを集録したものだが、なかなか興味深いことが結構あった。
なかでも「手話の脳科学」に関心を持った。
後天的に聴覚障害を持った人と先天的に聴覚が機能していない人とでは、言語処理に違いがあるのだろうくらいにしか考えたことがなかった。
国や地域、種族によって異なる音声言語があるが、手話も国によってまちまちであり、エスペラント語のように世界共通言語なのではない。
エスペラントが成功しなかったのは、共通語であっても地域によって言語が変化してしまうという現象結果があったからだ。それと同様に手話もまた地域により異なってしまうのは必然ということだろう。
音声言語が緩急・強弱によって表情を変えるように、手話もまた顔の表情や動作の変化を補助として表現が微妙に異なってくることが読んでいて、よくわかった。
ちなみに世界中では、6000もの言語があるということだ。国の数より多い!!(^_^;)

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