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2008年6月14日 (土)

「作文力の形成」(低学年)

歌志内ゼミ報告 その2「作文力の形成」(低学年) 2008.6.14

今日は、作文の定型について指導した。
低学年だから、本来は原稿用紙は縦12マスとか14マスとか、少ないものが適正なのであるが、通常の400字詰め(20×20)で進める。

大まかな流れは次の通り。
三年生 リョウ君の作文を私が読み、それを目をつぶって聴く。
原稿用紙に題名、氏名を書く。(それぞれ確認)
本文の書き出し箇所を確認、指導する。
改行の基本について指導。および改行時の書き出し箇所を確認する。
強調の「 」について指導。当然、読み上げの時に、強調部は声を大きくして読む。
Dscn1234

さて、授業では、題名「運動会をふりかえって」を2行目から書き出す人がいて(歌志内市教育委員の方であった)、他は定型通り1行目から、上側に書いておくことを確認。
この方はどこかでそのように指導されたということで、三浦綾子が若い頃、下宿していた街が歌志内ということもあり、その関係からか、小説の題名を表記する場合、1行目を無視して、ポイントを大きく書くことを指導されたようである。
これは必ずそうせねばならないというものではないのだが、小学生の定型としては、1行目で上側に書く型を与えておくのがよろしい。

続いて、2つめの文「ぼくのテーマは、三つあります。」を、1行目に続けて書くか、改行するかの問題へと移る。ちなみに1行目は、「六月九日に、いなさとれんごう大運動会がありました。」というもの。
余談ながら、九日に「、」と読点があるのを指導。つまりは「にいなさとれんごう」となれば、読み手がどう読めばよいのかわかりにくいので、わかりやすくするための読点であるということを指導したわけだ。
さて、2つめの文は、内容が変わっているわけだから、改行が正しい。
改行時は、トップの1マスを空けることをここで指導する。

3つ目の文<一つ目は、「白組にぎゃくてんされないぞ。」でした。>という地の文に付記される強調の「 」の指導である。大人だから、豊川小の先生がズバリと「 」を付けることを指摘。それに習って原稿用紙に強調の「 」を付ける。
Dscn1236

この作業は、原稿用紙フォーマットのワープロを立ち上げたパソコンを、液晶プロジェクターでマグネットスクリーンへ投影しながら進めた。
作業途中、赤のホワイトボード用のマーカーで指摘部分に書き込みをする。
前回も使ったが、こういう授業機器はどんどん使うのがよい。
統計データにもはっきり表れているが、授業の中でスクリーンに映して進めることにより、かなり学習効率が有為に上がることが分かってきている。

最後は、続きの文章を提示しながら、全員を読み上げて終了。
こういう定型の指導を低学年でおろそかにすると、中学年以降、作文はもちろんノートへの書き方もグチャ書きを平気でする子どもになってしまうものだ。大事な基本ルールだけでもしっかりと教えておかないのは、子どもにとっても後々困り、恥ずかしい思いをさせるだけである。

まずまずの反応だったかと思う。

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