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2008年7月

2008年7月26日 (土)

子どもTOSSデーに参加する

第1回 夏休み子どもTOSSデーin岩見沢(岩見沢小学校会場)に講師参加してきた。
第1回ということなのだが、岩見沢市内で開催されるのはこれで2回目である。初回は美園小学校を会場として行ったものであった。それはともかくとして・・・。
今回の流れは以下の通り。

(1)自由研究にぴったりの工作を作ろう
① 絞り染め・クレヨンスクラッチ 大久保・上原・角銅
 帯広の佐々木智穂さんが授業技量検定で行ったものである。クレヨン地の上にアクリル絵の具でコートをかけるのだが、「ナイトブルー」なる色は知らなかったので、後で大久保さんに見せてもらう。Dscn2149

Dscn2146 Dscn2148 ② ビッグヨーヨー 吉岡・大谷
 ポリバケツの蓋を使って作るヨーヨーである。大きいながらゆっくりとした動きで、なかなか面白いものである。工作も小学生には適度な抵抗感があっていいものだと思う。

③ まぼうどんぶり 大沼・荒谷
 要するに巨大コンデンサーを使って、電気ショックを受けるという伝次郎さんで有名になったものだが、ネタもとは佐藤式工作第一集に集録されているもの。大本は科教協あたりで開発されたものだろう。佐藤式工作だから、基本形にどのような装飾を施すかというセンスが大事になってくる。見本は電気ショックを与えるものにちなんで、ナマズのかざりを付けたものであった。
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④ 紙けんびきょう 伊藤・廣川
 これの出展を聞くのをわすれたけど、たぶん仮説あたりだろう。この講座にはなかなか細かい作業ができないお子さんが参加していて、指を切ったりしてなかなか大変だった。

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(2)たのしい理科室での実験3連発
 理科室内で3グループが順々に①岩石標本と化石のセットを作る作業 大沼② 私が行ったドライアイスシャーベット(これも仮説が初出である)大谷 ③ 紫キャベツの滲出液で液性反応を楽しむというもの 荒谷
 私が担当した②では、カルピスウォーターとパインカルピスの2種類を使い、ドライアイスで一気に冷やしてシャーベットを作るというものだが、パインは結構うまくいったのに対し、カルピスウォーターがなかなかうまくいかず、あぶくばかりという人がいた。当初はネクターを用意するつもりであったが、店になく、しかたなく買ってきたもので、事前に試すことなくやってのが、失敗のもと。概ね好評だったのだが、うまく固まらなかった子どもたちには申し訳なかった。(^_^;)
シャーベット作りの合間を縫って、ドライアイス実験演示をいくつか行う。
その1 浮かぶシャボン玉・・丸形水槽にドライアイスを入れておき、そこへシャボン玉を吹き込むと気体の比重の差で、シャボン玉が浮かんでいるというもの。フワフワ浮かぶ姿はなかなか幻想的なところがある。
その2 ドライアイス(=CO2)は、水にとけると酸性を示すというもの。事前にアルカリ調整しておいた水溶液にBTBを加えて青色にしておき、ドライアイスを投入すると黄色に変色するというもの。
その3 びっくりポン! 富士フィルムのパトローネケースに粉砕したドライアイスを入れて素早く蓋をする。数秒で、気化した二酸化炭素の圧力で、キャップがポン!!と飛び上がるというもの。簡単だけど、インパクトがある。
意外というべきか、ドライアイスが机上をス~っと動き回るのが面白そうに試している子どもが多かった。

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(3)スマートボードによる楽しい学習 すべて大沼
①グーグルアースによる 日本の4島の授業(日本の一番東西南北にある島を見てみるというもの)
②ナリガイガー TOSSランドより「掛け算ファイターさが」の足し算版といったもの。
③ 掛け算ファイターさが いわずとしれたベストセラー
④ 日本地図都道府県探し

(4)五色百人一首をしよう! 荒谷
 いつものもの。総勢33名の子どもたちでの百人一首で、結構白熱していたけど、負けてむしゃくしゃしている子どももいた。こういった感情をうまくコントロールできないまま大人になってしまうととんでもない事件を起こしてしまう人になったりするわけだから、小さいうちからガマンさせるとか気持ちを紛らす自制の手立てなどを学ばせておく必要を強く感じた。

以上で終了。
かなり盛りだくさんの内容ながら、かなりの好評のうちに終えることができた。
みなさん、お疲れ様でした。
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2008年7月21日 (月)

「国家・愛国心」は道徳教育の要か

明治図書『現代教育科学』誌 10月号は、この特集題となっている。
ちょうど10年前、同誌9月号の特集題は「国家・国民」をどう教えるべきか・・であった。
どちらも学習指導要領改訂の年に「国家」問題が扱われるのは偶然ではないだろう。

私に与えられた論題は「小学校現場からの提言・「国家と愛国心」をこう考える」というものである。「こう考える」というわけだから、日ごろよりの思いを書かせてもらった。他の項目ではどれも3ページ割当ながら、私のところは5ページも提供してもらえたので、ありがたいことである。

さて、特集題に正対しての私の解は「是」である。国家・愛国心を考えると、とどのつまりは自分のアイデンティティを扱うことになるし、家族や公共心ということも必然的に思いを馳せることになる。しかしながら、今の国情を考えるととてもじゃないが、国家・愛国心を心に抱いている若者にあふれているとは到底言い難いところがある。

国民を大事にしない政治をしていて国家の存立を保障できるわけがないだろう・・と言いたい。教育以前の問題があるんだ・・ということを書かせてもらった。現場からの提言というとどこか授業プランを提案してほしいところがあるのかもしれないが、現状は夢・そら言を述べている余裕はないのである。

誠実に勤労し、納税し、社会保険料も支払ってきたのに、無駄な箱物に流用され、挙げ句の果てに記録が無いだのという。国のエネルギー政策に乗って、国家の一翼を担ってきたのに、石油需要や原子力へと方針転換されて、観光で喰いつなごうとしながら破綻にあってしまい、それでも愛着があるといって厳しい行財政改革に協力している夕張市民たちは、立派な愛国者ではないか。

そんな思いを背景として今回は執筆した。下書きは、FreeTalk SNS内のコミュニティ「論文・原稿閲覧室」に掲載してあるので、関心のある方はSNSへの参加承認を得てから、ご覧いただきたい。

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2008年7月19日 (土)

080719CIEC北海道 第2回研究会参加記

加藤悦雄さんの紹介で参加してきた。
CIEC(シークと読む)は、今年の3月に第1回の設立記念研究会を開催している。本部の活動としてはすでに11年と聞く。10年を経て、ようやく北海道にも支部ができたということだ。
教育・研究へのコンピュータ利用の在り方と可能性を考える学術団体である。
今年の夏8月には慶応でPCカンファレンスが開催されるのだが、名誉実行委員長は安西祐一郞さんである。古くからFreeTalkに参加しているメンバーなら、以前に私から聞いたことがあることだろう。
以前に北大にも勤務されていた事があり、その当時執筆された『知識と表象』を勧めたことがある。認知心理学としては草分け的存在の方で、今や慶応の塾長である。(いずれ戻るのだろうなあと思っていたら、あっという間に塾長=学長=にまでなってしまった)
他にCIECの顔ぶれを見てみると、当然のように佐伯胖先生がいる。
北海道の世話人で知っている人は、なぜか(^_^;だって、科教協がらみなもんでね)大野栄三さん(北大)、小賀聡さん(ラプト)がいる。空知で有名人の佐藤祈さん。今回の講師の1人。
あいにくと会長の森夏節さん(酪農学園大)は存じ上げなかったなあ。

さて、今日は夜に学校では4年生~6年生を対象としたPTA主催のお泊まり会があるものだから、車を学校において会場へと向かう。
会場は、かでる2・7のむかいの緑苑ビル4Fにある情報大学札幌サテライトである。
受付時刻ちょっきりに会場に入り、iMacをいじりつつ、webメールのチェックやSNSへのアップロードやレスポンス作業をちゃっかりと進める。(^_^;)

支部長は森夏節さんで女性である。流れは以下の通り。
1)Learn Anytime! Anywhere!」坂本憲志さん(Appleジャパン東日本営業部長)
 なかなか慣れている方で、大変よい内容だった。IBMから始まったというキャリアーで、いわゆるヘッドハンティングでどんどんスキルアップをしていったという雰囲気がある。統率力があるから営業部長をまかせられるのだろうという風体である。(^_^;)実際、熊のようだった。(失礼(^_^;)
しかし、話は大変に知的であった。

2)「日本語コースにおけるiPod活用の実践報告」遠藤仁美さん(DUKE大学)
なんでDUKE大の先生がいるのかと思ったら、実家が札幌で帰省中とのこと。持ち時間30分なのに、大幅に延長(^_^;)。以下、ズルズルと伸びていく。TOSSでは考えられないなあ。(^_^;)

3)「開かれた学校を目指して~iPodの活用を探りながら~」佐藤祈さん(三笠市立新幌内小学校教頭)空知では著名人だろう。若いのに教頭やっているのだから、えらいもんだね。

午後の部。
4)「学校環境でPodcastコンテンツを速やかに配信する」曽我聰起さん(北海道文教大学)
今回のコーディネータで、Mac貸与の心遣いをしてもらった。

5)「Macで作るPodcast」アップル・ジャパンのワークショップ
2名のスタッフと坂本さんらのよほどきとiLifeを使って実際にPodcastを作ってみた。
やっぱりええのう!(^_^;)
やっぱりちゃんとiLifeが快適に動く環境導入をしないとダメだね。
壊れているiBookG3は900MHzクロックだから、動作ギリギリで、スペックとしてはかなりきつかったわけで、こりゃやっぱりCore2Duoで4Gメモリを積んだノートProでやってみたいもんだね。(^_^;)

あっという間に終わってしまい、そそくさと学校へ引き返す。
途中、大通公園では夏恒例のビアガーデンが設営されていて、早い時間帯からやっているところがあった。呑みたいのをがまんしつつ、学校へと戻る。(^_^;)

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2008年7月12日 (土)

富良野へ散歩

ひさしぶりに出かける。普通の時間帯じゃ、道路が混むだろうということで5:15には家を出る。
犬の散歩で4時過ぎには起床していたので、私は準備万端ながら、朝に弱い女房はじゃっかんヘロヘロ気味。(発案者なのにね。(^_^;)
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6:30頃には富良野市街地へ到着。いつもの空知川から中富良野へ抜けようと思ったら、途中崖崩れの恐れがあるため通行止めだった。市街地を回り込んで富田ファームへ着いたのは7:00頃。
それなのに、すでに結構観光客が来ていた。さすがだね。(^_^;)

早咲きのラベンダーはすでに刈り取られたモノもある。一番の見頃はラベンダー祭り近辺だから7月下旬ということだろう。とはいえ、今年の最適時期もまた、仕事の都合で行くことはできない見込みである。しょうがねえな。

ファーム内を30分ほどウロウロしてから、美瑛に向かう。
新星館に喫茶家屋が増設されたか見に行ったら、まだ無かった。その構想が2年前だったから、なかなか実現が難しいのだろう。
館長の話では旭山動物園人気にかなり観光客が取られてしまっているようで、入館者数はかなり減っているという話だった。(2年前だけど、今でも同じようなのだろう)

美瑛町内を美馬牛に抜けて、そそくさと帰宅。これじゃあ、散歩というほとでもないか。(^_^;)
帰宅は9:50。その足でいつもの図書館へ。
30分ほどでホーマックへ行き、鈴虫マットと保湿ジェルを購入し、11:00には冷やし狸を喰って帰宅する。

以上、羅列的だけど、午前中の動きとしては充実しているなあ。(^_^;)

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2008年7月11日 (金)

TOSS酒井式授業ライブ(5)

Dscn1740 盛り上がる懇親会
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懇親会の定番は、参加者が持ち寄る作品合評会である。
古くから酒井式実践をされてきた同志 佐藤真史さんが指導された1年生の運動会の絵は、酒井式のセオリーをしっかりと盛り込んで指導された逸品ぞろいで参加者がみんなうなっていた。大体にして、1年生の運動会終了時期なんていうのは、幼稚園・保育所時代とそんなに力量変化があるわけがない段階なのだが、それぞれがきちんとモチーフをもち、主張を感じることができるというだけで、大したものなのだ。
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今回もオホーツクの青木さんがたくさん持ってきてくれた。
特別支援学級の子どもたちの作品なのだが、それを感じさせないところに
彼のすごさの本質がある。
とかく特別支援学級であるというだけで、それほどの期待も手のこんだ指導
もしない、いわば諦めの指導観とでもいったらいいのだろうか、そういう
ネガティブな思いを持っている特別支援学級教員が多い中で、子どもの可能性
を信じて、自信を回復させていくところがスゴイのひと言である。
Dscn1724 Dscn1738

毎回毎回、遠くから必ず駆けつけてくれるそのポテンシャルたるや、だれにも
負けない人である。

さらにSOUPLE編集長 角銅さんの登場。今回の酒井式全国大会での優秀賞を獲得
した「銀河鉄道の夜」である。

この作品の惜しいところを考えさせられたのだが、こういうちょっとした指導を
得られるところが懇親会のよさである。(だから、ここでは公表しません。(^_^;)

二次会には厚別区校長・教頭の合同懇親会を終わって駆けつけてくださったお二人
を交えて、さらに話が盛り上がっていった。
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新さっぽろの楽しい夜は更けゆく。(^_^;)

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2008年7月10日 (木)

TOSS酒井式授業ライブ(4)

もうひとつの参観スタイル

酒井式は描画指導法だから、実際にどのような題材をどうやって授業提案して
いくかというのが勝負所となる。したがって、授業参観者は授業者の酒井先生
の言動をつぶさに観察することが多いのだが、写真にあるとおり、実際に自分
たちも子どもと同じに絵を描きながら、その実際を確かめるという方法もある。
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これはなかなか有効かつ無駄が少ない参観方法である。(ただし、教室が広く
無ければ無理である(^_^;)

自分で実際に描いてみることで、自宅に戻ってから追体験する手間が一つ省略
することができることと、発問や指示の妥当性や有効性をその場で自己検証でき
るという利点があり、まさにリアルタイムのメリットというものがそこにある。

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2008年7月 6日 (日)

TOSS酒井式授業ライブ(3)

子どもの目線と個別指導がこそ大事

授業協議会では、酒井先生の子どもたちへの対応について細かに指摘・分析されて
いった。特筆すべきことは次のことだろう。
(1)作業に空白が生まれないという事実
(2)子どもの目線に立つという微細な教態
(3)個別指導の必要性と有効性について
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(1)は実際に図工授業をしている現場教師ならだれしも生ずるであろう作業進度
のズレというものが、酒井先生の場合にはほとんど発生してこないということである。
図工のような芸術作業系のものなら、子どもたちがもっている技術や能力の違いに
よる作業時間の違いは、如実に作品進度や出来上がりに反映されてくる。
酒井先生の場合、ゆったりとした作業学習の中で、子どもたちの進み具合をうまく
調整しながら、ピタッと次の作業に入る場合には、「ゼロベース」にそろっている
ということだ。
Dscn1650_2

(2)授業冒頭、子どもたちと挨拶を交わされる酒井先生は、かがんだ姿勢をとられ
ている。一般的には起立したままだろう。今回は、体育館での授業でなおかつ、床に
座っている子どもたちの状態である。目線が低くなっている分、対応する側にもその
配慮が求められるわけで、そのことがきちっと行われているという、おそらく無意識
の所作なのだろうが、その深い教育哲学というものに感心がよせられた。
授業検討会では会場校挨拶として教頭先生にお話いただいたが、そのことを指摘されて
いた。
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我が校の教頭先生はキミ子方式の実践もされていたこともあり、実践家としての目も
確かなものがあり、今回の協議会でも自ら質問や指摘をされていて、参加者にとっても
勉強になったことと思う。
その中で酒井式とキミ子方式との共通点についても言及されていた。
酒井式の研修会の中では、まず発表されることがないわけだが、昔、酒井先生とキミコ
さんとがジョイント研修会をされたことがあり、そのことにもふれて話してくださった
ので、これまでに例がない興味深い検討会となった。
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(3)ここぞ!という技術を指導する場合、酒井先生は子どもたちを身近に集めて
目の前で実技実演してみせ、どういうことかをしっかりと確認させる。
これがないと、好き勝手に描かせる「まるなげ指導」に陥ってしまうわけで、この
勘所をきっちりと指導するからこそ、あとのことは子ども自身にまかせる「委譲」へと
展開されることになる。
そして、任せたことなのだから、それについてクレームをつけたり、ダメだししたり
することがない。その結果としてのびやかな絵が描かれていくという流れとなる。
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今回は「たらしこみ」であるから、子どもたちはどういうことなのかはわからない。
実際に目の前でやってみせられることで、自分の学習行動や目的が確実に意識されると
いうわけである。

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TOSS酒井式授業ライブ(2)

前座の授業ながら・・
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酒井先生の授業の前に30分の時間を使って、1年生への授業が行われた。
授業者は酒井式札幌サークル 大久保奈生子教諭(千歳市立日の出小学校)。
チューリップの絵を使って、クレヨンの配色と塗り方、塗り込みによる
マチエールの技術を指導したものである。
思わず、酒井先生は「奈生子さんはこの学校の人なの?」との質問。
つまり、自分の学級を使っての授業だと勘違いされたというわけだ。
それほど溶け込んで、自然に行われた授業だということである。
ここまでくると前座とはいえ、大したものである。
作品は次々と完成し、台紙に貼られていく。
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感心された酒井先生は授業を批評される中で、授業技量22級を認定された。
思わず拍手が起きる。
こういうサプライズはどしどしあってもいいのだが、どちらかというと酒井先生
の授業批評は辛口の方が多い。ソフトな語り口と表情の柔らかさとは裏腹に、
授業批評も論文もかなりの硬派の筆致が多い。(^_^;)
その中での22級認定だから、全国に誇っていいものだろう。なにしろ、ホンモノの子どもたち(業界用語で「生もの」という(^_^;)を相手にしているのだから、技量検定規定の時間を度外視すれば、30分という長さは妥当なものと私は考えている。Dscn1689

ちなみに授業の批評を受ける当事者は起立して拝聴するというのがわれわれの基本姿勢である。
和気藹々の楽しい授業であった。

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TOSS酒井式授業ライブ(1)

Dscn1653 市民権を得る

7月4日(金) TOSS酒井式授業ライブ(授業研修会)が開催された。
今回で第11回目を迎えた。そして、これが最後となる予定である。
第1回は札幌市立ひばりが丘小学校で、私の学級を使って色相環の授業を行った。後にも先にも描画じゃない授業はこれだけだ。
そして、最終回の今回もまた私の勤務校である。
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Dscn1650 校長先生の懐の深さとご理解、教頭先生の研究熱心さのコンビが後押しを
してくださり、開催できたものと思う。
もちろん、学級提供してくれた同僚たちにも感謝。
今回の学級は、4年生と5年生からの変則学級に加え、特別支援学級から
交流学習参加している児童を加えて、超ミックスの状態の44名。
日常的な数ではあり得ないところを、酒井先生には無理をいって授業して
もらった。いつもながら、二つ返事でご快諾いただく。(とはいえ、この
数に準備が大変だったとの後日談がある。しかも、盛岡での酒井式全国大会
が終わって一週間でのことである。)
Dscn1657 Dscn1664

今回の題材は、「ジャックと豆の木」である。
写真はクレヨン+水彩絵の具を使って、たらし込んでぼかしをいれたもの
であり、完成形は背景にコバルトブルーやウルトラマリンブルーといった
青のポスターカラーを配色する。

Dscn1622 職員室行事黒板には、はっきりとTOSSの文字が記される。
場所によっては、こういうことが嫌われたり、不当とも思える待遇を受けて
いる教師たちがいると聞く。
TOSSの真価が肯定された現場の証といっていいだろう。

今月末には北広島市で全道造形の研究大会がある。そちらの会員の方々にもご参加いただきたかったものだ。

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