« 2010年2月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年3月

2010年3月20日 (土)

権能というもの

これは私の勝手な解釈なので、あまり真剣に読まずともよいと思います。(と、先に念押しをしておく(^_^;)

権能とは「権限」+「能力」を合わせたものである。(一応の定義)

人事の季節となるとこのことが頭をよぎる。

管理職には一定の権限が与えられ、必要に応じて使うことができるものである。
一方、能力というものは、与えられて身につくものではなく、経験を通して獲得されていくものである。したがって、正しく権限を行使するにふさわしい能力を得たものに、職位が与えられるべきものである。そのために、登用にあたっての試験が必要となっているわけだ。

ところが・・、能力が劣っていたり、欠如していたりする者に権限を与えるとどういうことになるか。
権限で業務遂行を図ろうとする。極端にいえば、権限のみで人を動かそうとする。
気は心といって、人の行動を左右する要素に「心=感情」がある。
人間は情動の動物だから、理性のベースにある情動が安定していないと理性的な言動をとることができないものである。

能力のあるものは、人心掌握の力があるわけで、自発的な行動を促すことができ、それで組織を動かすことができる。外見的には、自立した行動をとっているように見受けられるわけだ。

能力なく権限で動かす場合、動かされているという他律意識があるわけだから、自立意識でとる言動とは自ずと大きく異なって現れてくる。自動でなく、他動となるわけだ。

そんな状態となっている組織の成果に実りが多くなるわけがなく、大方はトップの意にそぐわない成績となって現れてくることになる。

学校という組織体もまた、その例外ではないということを意識し、自戒をこめて新年度に望もうと思っている。

|

« 2010年2月 | トップページ | 2010年7月 »