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2019年7月14日 (日)

『自由思考』(中村文則;河出書房新社)を読む

いろいろな雑誌、文芸誌に寄稿された随筆である。面白い。面白いのだが、どこか馴染みのある筆致に「誰に似ているのだろう?」と思案したら気づいた。

椎名誠である。

気づいてから読み進めると、椎名が別のペンネームで書いているんじゃないかと思ったくらいである。(^o^)ネタの着想と調理されたものを味わわせる筋の展開といい、昭和軽薄体が平成若者体に変えただけじゃねぇの?!と思い違うほどの感じである。とはいえ、1944年生まれが1977年生まれに姿を変えられるわけがなく、親子ほどの年齢差が輪廻で蘇ってきたものか・・と感じるほどである。

御託はともかく面白いので、AIがもうちっと進んで「中村~椎名 変換」でリターンキーを叩いたら、椎名誠の新刊くらいの感じで読めるようになるかもしれない。その逆も可能となるわけで、どちらにしてもオモロイ作家を発見できたのが、本日の収穫ということでありました。(^o^)

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